今からお前んちこいよ

ベルリンにて細々とお勉強。

海外転職したエンジニアの面接対策

バックエンドエンジニアとしてドイツに転職した。少し海外転職について調べた方ならお分かりかもしれないが、日本から海外直接雇用されるのは容易ではない。 そんな中、

  • 女性のエンジニアでも海外転職に成功した
  • ”それなり” のエンジニアでも海外転職に成功した*1

という事例から、対策したことを書いてみようと思う。 数え切れないほどの試行錯誤をしてきたが、いくつかに分類されるのでそれぞれをざっくり書いてみる。

基本的な流れとしては、
レジュメ応募→書類審査→スクリーニング面接→コーディング/行動面接が何回か
という順序が多い。

英文職務経歴書を書く

まずはレジュメが通らないと話は始まらない。
過去に 通る英文レジュメへの試行錯誤をまとめる という記事でまとめた。

スクリーニング対策

スクリーニング面接とは

(オレオレ翻訳)
スクリーニング面接とは、企業が求めるポジションに応募者が合致しているかを判断するための面接です。また、一般的には採用プロセスにおける初めの面接とされます。

多くの場合、スクリーニング面接では応募者の経歴を簡単にヒアリングし、応募資格を満たしているかを確認します。質問事項は主に応募資格に関することですが、希望給与額やビザなどの労働資格などを聞くことがあります。

スクリーニング面接は電話越しや対面にて実施されますが、どちらにおいても、次のインタビュープロセスに進むかを決めるものです。

原文にはどうやってスクリーニング面接を突破するかも書いてあるので是非。

ここで気を抜かずにいるとラッキーが降ってくるかもしれない。
より最適な別ポジションでも並行して採用ブロセスを進めてくれることがある。
単純にチャンスが2倍になる。

自己紹介を完結にまとめる

個人的に大事だと思うものは自己紹介でのアピールである。 自己紹介のTips記事はいっぱいあるのでググると良い。大体は ”簡潔に” や ”会話の種をまくように単語を混ぜ込んでいく”などの印象だ。 私は30秒程度で言い終わる内容にしていた。

また、自己紹介はスクリーニングに限らずどの面接でも聞かれる。 自分なりの定型文を作り、インタビューの種類によって粒度を変えるようにすると効率が良い。

希望給与額の計算

初めの電話やビデオ通話で希望給与額を聞かれることが多い。後になって希望額を変更するのは大変印象が悪いので、事前にいくらでどの程度の生活水準になるかを調べておく必要がある。例えば、ドイツであれば半分近くが税金として充てられる、などが日本との大きな違いかもしれない。

  • PayScale : ポジション別給与相場
  • glassdoor: ポジション別給与相場
  • Numbeo : 物価/比較
  • Expatistan : 物価/比較
  • 税金は国によって違うのでそれぞれ調べる

インタビュー対策

Coding Test/Interview 対策

海外転職でよく見かける話題はこのコーディングテストに関することだろう。 主にアルゴリズムとデータ構造の問題なのだが、私が使っていたのは以下。

正直なところ私はスターエンジニアでもなく、理系大学院卒でもない*2。難易度の高い問題は到底解けないが、基礎〜ミドルの問題は解けるような学習状態にしていた。また前者の方々は多少英語ができなくても十分海外面接を突破していける部類に入るのだろうが、私の場合は到底そういった勝負はできないので、英語力は困らないレベルまで努力していた。

Behavioral Interview の回答

Behavioral Interview とは

(オレオレ翻訳)
多くの応募者が苦戦する方式が行動面接(Behavioral Interview)です。応募者自身が "なぜそのポジションに最適なのか" を面接官にアピールする機会が行動面接です。 普通の面接では面接官側から応募者が行うであろう業務について説明するでしょう。しかし、この行動面接では応募者がこれまでの経験でどのような状況をくぐり抜け、ハンドリングしてきたのかを細部まで説明します。応募者が ”自己売り” する以上にいい方法がありますか?

原文

それなりなエンジニアの私は実務経験のアピールがとても重要であった。
参考にしたのは、

日本で5,6年ほどの実務経験があるので、その中から面白くなりそうな話を絞り出した。
これも自己紹介文と同様に、自分なりの定型文を作り "簡潔に"、"興味深く" なるよう準備していた。 回答準備した質問は、

  • これまでであなたが成し遂げた一番大きなことはなんですか?
  • これまでで最難関だった事はどんな事でしたか?どの様にそれを乗り越えましたか?
  • あなたの長所はなんですか?
  • あなたの短所はなんですか?
  • あなたを雇うべき理由はなんですか?

など。

会社への質問

これに関しては自分の聞きたいことを聞けばいい。何も質問しないのはネガティブな印象を与えてしまうので何かしら質問事項をストックしておくとスムーズである。
参考にしたのは、

どこでも使えそうな質問は、

  • あなた(面接官)はどうしてこの会社に入ったんですか?
  • どういった技術スタックを使っていますか?
  • どういった人がチームには合わないと思う/かったですか?
  • 仮に私が入社した場合、6ヶ月や1年ほどでどのような成果を期待しますか?

など。

おわりに

うまくいかないことの方が多く、メンタルが削られていくのは避けられないと思う。モチベーションを保つ為に私は以下の記事を何度か読んでいたので是非。

tango-ruby.hatenablog.com

 

*1:スターエンジニアではないが、多分一人前に仕事はできてる

*2:情報系学部卒。職種に関連のない学部だとビザが降りないので注意

【ドイツ就労ビザ】Blue-Card 申請の流れ

20180807214603

日本からブルーカード(Blue-Card)の申請をした。会社が決まった矢先のわりには歓喜に浮かれる事ができないくらいの大変さがあったのでメモ。

ブルーカードとは → ヨーロッパの優遇滞在ビザ:EUブルーカード

日本から申請する場合、就労許可上限が6ヶ月までとなるので、現地についてから更新をすることになる。もう一つの方法として、現地についてから申請をする手もある。その場合、就労許可が降りるまでは現地ニート/ただの観光客となる。

ネット上の経験談では、許可が降りるまで1ヶ月はみておいた方がいいという情報も見かける。私の場合はすぐに働きたかったので日本から申請をした。申請窓口は予約制で、私が予約した時は1ヶ月先くらいであれば取れる状態だった。現地の窓口予約は3ヶ月待ちという情報もちらほら見かけたので、総括して日本からの申請に決めた。

用意する書類

公式webページに記載されていたもの(執筆時点 2018/06/28)

  • Web版申請書1部
  • 長期ビザ申請書2部
  • 誓約書
  • パスポート用写真2枚
  • 有効なパスポートとコピー2部
  • 雇用契約書の原本とコピー2部
  • 大学の卒業証明書(英語 or ドイツ語)とコピー2部

その他必要と書かれていた / 必要になった書類

  • 職務経歴書(英語 or ドイツ語)2部
  • 会社の住所が書かれている書類とコピー2部
  • 申請窓口予約アポメール

窓口にて

  • まずは担当の方に Blue-Card申請の旨を説明
  • パスポートと準備した書類を提出
  • (私の場合)書類のわからないところに何を書けばいいのか質問
  • 記入チェックは窓口の方が一応はしてくれている様子
  • 両手全指紋をスキャン
  • (私の場合)不足書類送付のためEmailアドレスを頂く
  • 結局、私は1時間くらい窓口でドタバタした

許可が降りる

  • 2018/06/25 に申請、 2018/07/11 に許可が降りた
  • だいたい2週間ちょっとの許可待ち期間だった
  • Blue-Card の手続きは比較的、迅速に進むらしい

受取りに行く

  • 大使館にて受取り
  • 許可連絡の翌日から受け取りが可能
  • 朝8時から11時という決まった時間帯。。。
  • 窓口にて申請時の領収書を提示
  • ビザ付きパスポートを受け取って終わり

ということで無事に終わった。
準備〜受け取るまでの期間は心労絶えぬ日々だった。
あとは申請した入国日にドイツに入国するだけ。